Presented by Yumegurance
7月頃に新しい公衆浴場ができる場所の旅館の解体がかなり大詰めになっていました。 以前はここに2軒の旅館がありました。一つは北明館、もう一つは井上靖で有名な長谷旅館です。
ここに以前あった長谷旅館で利用していたお湯は、露天風呂に使われる予定だそうです。
私は以前1度だけ立ち寄れる事ができましたが、その時は、かなりの高温でした(苦笑)
新しい公衆浴場は、どのようになるのか、今までの公衆浴場はどうなるのか・・・を遠くの地から見守っています。
by kama
新しい公衆浴場は2019年度に建設を開始し、2020年7月に完成、共用開始になるとの事。
現在の大湯及び新湯は新施設使用開始の前日まで使用するとの事。
新公衆浴場の名称は現状未定で、公募にする予定との事です。(記事ソース:風間浦村役場 総務課 山本氏)なお、長谷旅館に遺されていた井上靖が小説「海峡」を執筆した部屋は解体業者ではなく大工が部屋を解体し、建築資材は現在統合されて閉鎖されている小学校に保管されている。新しい公衆浴場の2階に移築し、誰でも見学できるスペースとして生かしてゆくとの事。
by ゴロー
2月9日。新共同浴場建設地に積み上がっていた廃材もきれいになくなり、ポツンとバス停だけが残されていました。昔はにぎわいを見せていた長谷旅館の前でしたが、こうなると寂しさだけしか残りません。
夜も更けゆく頃、このバス停に一台のバスが一人の客を乗せてやってきました。やはりぽっかりと空いたスペースに吹き抜けていく風は冷たく、そして寂しいものでした。
by T-K
2020年2月末の段階での工事現場です。まだこの程度なので、7月完成はおそらく無理でしょう。秋から冬にかけてのオープンになりそうな予感がします。
by T-K
その後の共同浴場の建築状況です。
3月28日のようす
5月9日のようす
6月13日のようす
7月4日のようす
7月24日のようす
8月7日のようすby T-K
大湯から海峡の湯へ向かう源泉パイプ工事の状況です。まさかのむき出し配管です。
既存のブロック壁にアンカーで打ち込んだワイヤーで吊り下げているだけです。道路から丸見えで景観もよくありません。温度が下がるのを防ぐための覆いを施された特殊配管だそうですが・・・。それにしても安易な工事です。
曲がった先は、まさかの仮設パイプで組んでいます。え?いいんですか?
下風呂カフェの横でやっと地下に潜ります。そこまでは完全にむき出しです。
海峡の湯前で3本の源泉が通る管が再び地中から登場します。この細いスケールでパイプは詰まらないのでしょうか?12月1日オープンですが、湯温や湯量のチェックをしっかりやって、万全の態勢でオープンできるようにしっかりテストしてほしいと思います。 (7月25日現在)
by T-K
9月12日のようすby T-K
11月28日の様子。特別に役場の方の許可をいただいて中を取材させてもらいました。
ヒバで作られた浴槽スペース。大湯浴槽が熱湯と適温湯浴槽、それに新湯浴槽です。
洗い場スペースはタイル張り。かけ流しお湯は床を流れないように設計されています。
こちらがメインの隣にある浴室。角長の湯(大湯源泉)浴室と水風呂、そしてサウナです。
お湯を張ってみるとわかるかもしれません。ちょっと狭めですね。
2階に再現された角長旅館の一室(井上康さんの部屋)そのまま再現されています。あまり出しすぎると見る楽しみがなくなると思いますので、このくらいにしておきます。
1階の食事スペース、展示コーナーなど、不思議な感じがします(下風呂感ゼロ?)
まあ、それがまた新鮮なのかもしれません。開業は12月1日です(^^♪by T-K
完成した海峡の湯のレポートはこちらから