大衆浴場 大湯

Presented by Yumegurance

立ち寄り情報
 住 所  039-4501 青森県下北郡風間浦村下風呂97
 電 話  0175-36-2824
 日帰り入浴 350円(風間浦村民以外の料金)
 営業時間 4月〜10月 7:00〜20:30
      11月〜3月 8:00〜20:30
 定休日  月曜日
 源 泉  大湯1号源泉(再)を利用
2019年1月27日現在

この歴史ある大湯共同浴場はまもなく役目を終え、新センター系浴場へと生まれ変わります。それに伴いこの施設は閉鎖され取り壊される予定です。新センター系浴場の建設は地元の方々の昔からの要望であり、地域活性化のための希望の光であるため、施設建設に対してよそ者である私たち温泉ファンが反対の異を唱えることはできません。

けれど、せめて「歴史ある文化遺産の浴舎」を有効活用してほしい!と思っています。

浴舎にお湯が入っていなくても、浴場としての機能は無くても、例えば、内装を工夫して展示室へと衣替えし、観光客が訪れて下風呂の文化に触れる場として存続してみてはどうでしょうか。下風呂温泉には井上靖や新島襄などの著名人、そして旧国鉄時代に建設を試みた幻の大間線など、たくさんの観光資源があります。この昔ながらの浴舎が何らかの形で存続し、下風呂温泉のにぎわいの場となってくれることを心から願っています。

2019年1月 湯めぐらんす一同

あと2日という時に行ってきました。この日から3日間は無料です。言葉はありません。感謝のみです。

by T-K

まるほん旅館の向かいに位置する大湯共同浴場。
2つある浴槽は片方が熱め、もう片方がさらに熱めの激熱設定なっていることが多い。
(そんな時は地元の方すら入浴してないw)
もちろん迷惑にならない程度の加水は可であるが
その前に男女の仕切り中央にある湯枡からの投入状況を見てみよう。

湯枡の中に浮いている木の棒を各浴槽に伸びるパイプに差し込めば
投入量の調整が可能なのである。
これほどシンプルでいて、且つ合理的な方法があるだろうか?

湯上り後は脱衣場で買える牛乳等で熱く火照った体を
クールダウンするのがオススメかな!

by シド

大湯の女湯の画像です。天然入浴剤かな?外で作ってました〜

by くぅ

 

入浴券を購入して入ります。村外は350円になります。番台に入浴券を出して入浴することになります。

レトロな脱衣所がとても心をそそります。脱衣用ロッカーやいすなど、昔ながらの雰囲気を保っています。昭和の文化遺産だと思います。

地元のおじさんは、「今日は温い」と言っていました。自分自身も、「ぬるめ」の浴槽はいつもより温い(計測すると46℃でした)と思いました。たまたま一緒になった東京から来ていたお客さんは「熱い、熱い」と言って苦労されていました。この大湯は熱いお湯が特徴的です。地元民にしてみるとこの熱さは標準的なのです。そして、「お湯が熱い」ということを通して地元民と観光客がコミュニケーションを取ることができます。こういうコミュニケーションを通じて人のつながりができていくのだと思います。共同浴場って良いですね(^ ^)

さて、そんな大湯は開湯以来この場所にずっと鎮座してきました。自由寺の薬師如来伝説にあるように源泉湧出地もこの場所です。大正のロマンが残っているエメラルドグリーン2階建ての先代浴舎もこの地に立っていました。新しい浴場は駐車場が不便だからという理由やその他複雑な理由でメイン通りへ移転します。昔から続いた伝統ある場所からシンボル的な建物が無くなるのはとても残念なことだと思います。たとえ浴舎が移転したとしても、シンボル的な建物がここに残ることで、薬師様も地域住民も観光客もほっとするのではないでしょうか。

by T-K

12月1日に新規オープンする「海峡の湯」へ向けて、大湯閉鎖までのカウントダウンが始まりました。カウントダウンボードはお客さんが自由に書き込んで記念写真などをとることができるようになっています。横には雑記帳が置いてあり、惜しむ声と感謝の念ばかり書かれています。今まで問題提起をしてきましたが、長い歴史をもつ「若宮稲荷」と「自由庵」と「大湯」のトライアングルを崩してよいのでしょうか。何か温故知新の良い策が出され、新たな道を歩んでいけるといいのですが…。


屋根の上の湯気ぬきが壊れています。直すことなく完走しそうです。

by T-K