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お宿情報
住 所 山形県最上郡大蔵村南山504電 話 0233-76-2321日帰り入浴時刻 13:00〜20:00日帰り料金 400円源 泉 組合2号、3号、4号源泉、松屋1号肘折温泉 つたや金兵衛 本館混浴浴槽 宝泉(小) ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉 松屋1号源泉 泉温31.7℃ pH6.4 溶存物質総量1608mg/kg (低張性 中性 低温泉) 組合2号源泉 泉温86.4℃ pH7.4 溶存物質総量4753mg/kg (低張性 中性 高温泉) 組合3、4号混合源泉 泉温69.0℃ pH6.5 溶存物質総量3429mg/kg (低張性 中性 高温泉) 松屋1号源泉のみ加温あり(熱交換方式) 組合2号泉利用時源泉の10~30%加水あり 消毒無し2019年7月14日現在
肘折温泉名物の細いメインストリートの中程、大友屋旅館の目の前にある湯治宿。今は裏手川沿いのつたや肘折ホテルと細長い通路で連結され、経営もつたや肘折ホテルの別館という形になっているが、名称上はこちらが本館。旅館形態の肘折ホテル側と介し金兵衛側は湯治宿形態になっている。
宝泉と名の付いた浴室は脱衣所のみ男女別で脱衣所の奥は混浴になっている。薄暗い半地下状態の浴室には浴槽が大小2つあり、それぞれ違う源泉の使い方をしている。入って左側の大きな石板造りの浴槽には加水調整された組合2号泉と、3,4号混合泉、そして独自源泉の松屋1号源泉を貯湯槽で混合した黄土色濁りした湯が投入されている。右側の四角い小さな浴槽がお目当ての松屋源泉を主源泉に利用している浴槽で、泉温の低い松屋源泉と温度の高い組合源泉を熱交換方式で加温及び冷却を行い、寒い時期のみ熱交換して44℃に下げた組合泉を湯船で40℃に上げた松屋源泉と混合している。湯舟では42.2℃の絶妙な温度にセッティング。松屋源泉の透明度が高いので浴槽では薄い笹濁りの湯になっていて、スベサラ浴感が組合泉とは違う浴感を楽しめ、長湯しても疲れが来ない不思議な湯になっている。
湯上がり後の肌サラサラ、ほんのりとした熱持ちも心地よく、肘折の組合泉もさることながら独自源泉の豊かな表情の奥深さを感じた。
by ゴロー
浴室の全景写真を載せます。
by kama