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肘折温泉への公共交通機関でのアクセスは、大蔵村営バスの肘折ゆけむりライン
(県立病院前〜肘折温泉)が6.5往復し、25人乗りの全長7m、全幅2mのマイクロバスが運転されている。

その歴史は古く、最初にバスが通ったのは大正6年。かつては新庄からだけではなく、山形や 寒河江からも乗り入れていた。それでも名だたる豪雪地帯の肘折では、冬季の期間は運休 してしまい、道路整備が進んで通年運転されるようになったのは昭和39年からだった。

平成29年までは山交バスが運行しており、当時使用されていた車両は、全長こそ現在運転されているバスと大差ないものの全幅が3.4mと狭い温泉街を走るにはかなりの技術が必要だった。カネヤマ商店前のクランクや松井旅館から旧肘折郵便局局舎前の狭路はちょっとした 名物になっていた。

by ゴロー