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肘折温泉には伝統的につづけられている行事として「朝市」がある。ミレニアムな2000年に松井旅館に泊まったころにもあり、朝市でトマトにかぶりついた記憶が残っている。今回はその朝市が今どんな感じなのかを写真で紹介する。

朝6時前にテントがはられ、朝市の準備が始まる。第1停留所から第2停留所まで一時的に交通規制となり、一般車両の通行が規制される。

夜中に雨が降ったために客足は鈍かったが、徐々にお客が出始める。

売っているものは主に大蔵村周辺でとれる農産物。八鍬商店のとち餅や、さばね屋ですじこなども売られている。朝市以外に、商店も早くから開店して朝市の賑わいを盛り立てている。

以前宿泊した時よりも活気が薄くなっているのは気のせいでしょうか。昭和時代は湯治客でごった返していたという状況も重なり、自炊で使う野菜や魚などが飛ぶように売れたと聞く。今の世の中はそういう自炊当時という形態がなくなってきたため、このような朝市に対するニーズが低くなってきているためなのだろう。

新たな形の朝市のスタイルが今だからこそ必要なのかもしれない。

by T-K