Presented by Yumegurance

お店情報
 住 所  山形県大蔵村字南山499
 電 話  0233-76-2132
 営業時間 5:30〜18:00 (冬季は7:00から)
 店のおすすめ
      名物「ほていまんじゅう」、オリジナルプリントTシャツ
2019年7月14日現在

第1停留所からメイン旅館が立ち並ぶ通りにある大きな土産物屋。江戸以前〜明治時代は藤栄屋という温泉旅館だったが、商売替えをし土産物店として大正時代から続いている。この地で500年湯守を続けており、現在の館主は25代目になる。肘折のルーツにあたる開湯伝説に出てくる地蔵権現が、開祖源翁に差し出した「丸い茶褐色の甘いお菓子」を忠実に再現した名物の「ほていまんじゅう」。そして、肘折に伝わる伝統こけし(肘折以外も)の販売もしており、奥山運七を除くほぼ全工人のこけしを揃えている。。

館主はこけしや肘折温泉の歴史に詳しく、その手の話が好きな方は、きっと話に花が咲くことでしょう。一緒に同行した歴史マニアの仲間が肘折銅山の写真を見せてもらい、目を輝かせて話に聞き入っていました。こけしが好きな自分としては、個人的に中ノ沢ルーツだと思っていた「たこぼうず」が中ノ沢以前に肘折で作られていた (しかも「たこぼうず」としてではなく、大きな目の女の子をイメージした別作品)というマニアックな話にびっくりです。

館主がお勧めするのは、安価に抑えて販売している肘折Tシャツ。着るだけで自分がこけしになれるもの、大同から令和までプリントしたものなど、とても素敵なTシャツがいっぱいならんでいる。

店には服や文房具、お土産品など、一通りのものがそろっています。肘折温泉の活性化のために、知恵を絞り、夜市やイベント運営を進んで取り組んでいる館主をみんなで応援したいものです。

by TK