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「第42回湯めぐらんすin肘折AGAIN」の際にメンバーが歩いて再発見した肘折温泉街のレポートです。
肘折温泉は山形県最上郡大蔵村にある開湯12 12年(令和元年7月14日現在)を誇る温泉地です。開湯は西暦807年(大同2年)平安時代と言われ、令和の現在に至っています。肘折という名の由来は、 この地を歩いていた源翁が、地蔵権現の化身である老僧に出会い、老僧(地蔵権現)が100年前に崖から落ちて両肘を骨折した際、この地に湧いていた温泉(現在の上の湯)で治療したところ、あっという間に治ったという話を聞き、この温泉を守り広めることを導かれた、という伝説からつけられた(その外にも諸説あります)と聞いています。現在もこの地でゆっくり湯治をして病気を治したり、農閑期をのんびり過ごしたりするという風習が続いています。
また、「三十六人衆」という古くから続く契約講があり、これが温泉組合のような役割を担っていて、旅館同士が手を取り合って共存しながら温泉街を今の時代につないできました。毎年7月に行われる開湯祭も、この契約講の結束で行われているものです。
お湯は茶褐色色のナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉が主流で、体の芯から温まるお湯です。今もなお20軒ほどの旅館が軒を連ね、お土産物屋や食事処、朝市や夜市などの催し物、山奥の美しい自然と、観光客や湯治客を楽しませてくれます。
本ページの情報は訪れた時期での状況のため、当時の値段や営業時間などが変わっている場合もございます。 記事の最後にレポートの日付が書いてありますのでまずはそちらをご確認ください。そして、一番最新の情報は宿や店に直接問い合わせることだと思います。電話番号なども明記しておきますのでどうぞご活用ください。
素人集団のつたないレポートですが、肘折温泉の魅力を少しでもみなさんにお伝えできたら…、と思います。
2019年7月末日
湯めぐらんす参加者一同
明治30年頃の松屋旅館(右)前の様子です。正面に見えるのが若松屋ということになります。Σ(゚Д゚)※貴重な写真資料をほていや様から頂きました。
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いでゆ館などの施設で買える湯巡りチケットで、3枚つづりです♪
1セットで1,100円です。施設あたり350円程度になるのでお得です。Photo by kama
肘折温泉を活性化させる試みに賛同してくださる方々のリンクを募集しております。
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松井旅館前 令和元年朝市バージョン
三春屋本館 独自源泉浴室バージョン
Report & Photo by : ゴロー、kama、Jake、 シド、Y、 A山、 ぬま、くぅ、相方、健さん、and T-K
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